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英語の入試問題で最も重要視される分野は、やはり長文読解です。
長文問題は入試では頻出ですし、他の受験生との差がつきやすく、出来によって合否を左右されるといっても過言ではありませんね。
しかし「英語の長文以外に他の科目の勉強が大変だ」「毎日長文をやれって聞いたことあるけど実際はどうなの?」といった疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は
英語の長文問題を毎日やるべきか
について理由とともに解説していきたいと思います。
受験英語で失敗しないための重要な内容がたくさんあるので、ぜひ参考にしてください!
【大学受験】英語の長文は毎日やるべき?
冒頭でも紹介したとおり、英語における長文問題の重要度は非常に大きいです。
実際に大学共通テスト・英語のリーディング分野では、以前までのセンター試験・英語に比べ単語数や文章量が増え、長文読解力を必要とする問題が多く出題されます。
このように長文問題は多く出題されるだけでなく配点が高いので、「英語の長文問題が受験で大事なら、毎日やらないと!」と思う人は多いのではないでしょうか?
受験では得点を競うわけなので、配点が高い分野に多くの勉強時間をかけたいと考えるのは当然ですよね。
しかしながら、本当に英語の長文問題は毎日やるべきなのでしょうか。
まずはじめに私がみなさんにお伝えしたいのは
・英語の長文は毎日やるべき!
だということです。
「あれ、話の流れ的に毎日やらなくていいって言うと思ったんだけど…」と思った方、次をご覧ください。
・英語の長文問題は毎日やらなくていい!
このこともセットでお伝えさせていただきます。
毎日「長文」はやるべきで、「長文問題」はやるべきではないのです。
少し話が難しくなってきたので、内容を整理してみますね。
結論を言うと
・英語の長文問題は毎日解く必要はないけど、長文には毎日触れましょう!
ということです。
これについて、これからその理由と一緒に解説していきますね。
【大学受験】英語の勉強は、毎日新しい長文問題をやらなくていい?
さて、ここからが本題です。
「長文は毎日触れなければいけないが、長文問題は毎日やる必要はない」
このことをしっかりと区別して解説していこうと思いますね。
なおここで言う「新しい長文問題」の文章量は、2021年度大学入学共通テストの第4問や第5問程度のものを想定してください。
まず、なぜ英語の長文に毎日触れるべきかを説明していきます。
理由としては
- 長文を読む・理解するスピードが上がるから
- 「長文を読む脳」が鈍らないから
- 単語や文法、構文の勉強になるから
といった3つの理由があります。
1つ目と2つ目の効果は受験本番で力を出し切るためにはもちろん大事です。
しかし3つ目の効果も欠かせません。
というのも長文を通して、リーディング分野に必要な単語力・文法・構文・長文読解力すべてをバランス良く、そして効率的に磨くことができるからです。
受験勉強は時間との戦いでもあるので、バランスと効率性とを両立できれば理想的ですよね。
しかしここで、次のような疑問が上がります。
「『毎日英語の長文に触れること』にそんなにたくさんメリットがあるのに、どうして『毎日長文問題を解く必要はない』のか」
「むしろ毎日新しい長文問題を解くのは良いことなんじゃないか」
確かに新しく長文問題を解くことで得られることも多いです。
しかしながら毎日やると考えると、現実的ではありません。
さきほども言いましたが、受験勉強は時間との戦いでもあります。
入試で英語しか使わない人は例外ですが、やはり他の科目との兼ね合いもあるので毎日長文問題に時間を割くことは難しいでしょう。
それでは、具体的にどのような英語の長文に毎日触れるべきなのでしょう。
おすすめは以下の2種類です。
- 既習の教科書
- 解いたことがある長文問題の本文
要するに、やったことがある長文を復習すれば良いのです!
これは長文自体を暗記することが目的ではなく、長文を通して学んだ単語や表現などを再確認することが目的です。
また長文を読むスピードを鍛えるために、音読をすることも効果的です。
ただしその際はスピードアップにばかりこだわらず、並行してよく文章の意味を理解しながら音読をしましょう。
【大学受験】英語の長文を毎日やりたい人におすすめ!無料・サイト
これまで毎日新しい長文問題は、やる必要はないと言ってきました。
それでも3年生の秋以降、受験勉強が本格化し、英語の過去問をやらなければならない時期はどんどん取り組んでもらって構いません!
そこでお金がかからず手軽に利用することができる、おすすめの英語長文対策用の無料サイトを3つ紹介します。
1つ目は「大学入試過去問ダウンロード Benesseマナビジョン」です。
このサイトは国公立大学・私立大学ともに数多くの過去問を掲載しています。
ベネッセ独自の解答・解説が載っており、赤本などの解答・解説がもの足りないときに参考にすることもできます。
2つ目のおすすめ無料サイトは「阿佐ヶ谷英語塾の『英語長文問題』」です。
このサイトは英語長文の全訳が非常に自然な訳であり、質の高さが長所です。
共通テスト後など、英語の長文の勉強に毎日取り組める時期にはかなり役立つでしょう。
最後におすすめする無料サイトは「東進衛星予備校の『大学入試過去問データベース』」です。
大学入試過去問データベースは掲載年数が25年と非常に長いので、より多くの英語長文の過去問に取り組みたい人におすすめです。
また大学ごとに科目の講評も載っているので、積極的に利用しましょう。
まとめ
毎日コツコツ英語の長文に触れることは大変かもしれません。
しかし英語は、どれだけ努力を積み重ねてきたかが現れやすい科目です。
ぜひ時間をうまく使いながら、毎日継続していきましょう!
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