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【大学受験】赤本の効果的な使い方!何回繰り返す?いつまでに始める?

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受験勉強で最も大事なことは、入試本番で合格最低点以上の点数を取ることです。

そのために欠かせないのが、実際に過去に出題された問題に取り組む赤本演習。

赤本については、

  • 同じ問題を何回繰り返したらいいの?
  • いつまでに始めたらいいの?
  • 何年分解けばいいの?

などの疑問を抱えていませんか?

志望校に受かる人は赤本を上手に使いこなしています。

この記事では赤本の効果的な使い方について詳しく解説します。

この記事を読むことで、志望校合格をグッと引き寄せましょう!

大学受験の赤本は何回繰り返すべき?

赤本は何回繰り返せばいいのでしょうか?

結論としては、最低4〜5回繰り返しましょう!

赤本を4〜5回繰り返し解くことの目的は、その「問題の理解を深める」ためです。

たとえば、英語の問題ひとつとっても、正解だけではなく

  • 正解の根拠は?
  • 文法は?
  • 他に知らない単語はないか?

これら全てを1回解いただけでは覚えることなどできません。

大事なのは2回目以降。

2回目をやる意味は、1回目で発見できなかった新しい発見を見つける機会であり、忘れかけた知識を固めるためです。

「あっ、別の解き方もある!」、「こっちの問題文見落としていた!」などなど・・・。

別の解き方を思いつくということは、色々な角度から同じ問題を考えることにより、問題への理解がより一層深くなります。

大事なのは「解くこと」ではなく「理解を深めること」です。

4~5回繰り返す頃には、完璧に理解して脳に定着するようになるでしょう。

大学受験の赤本で同じ問題を何回も解く意味は?

「4~5回繰り返すのは分かったけど、同じ問題を解いても答えを覚えてしまうので意味がないのでは?」と思うかもしれません。

大切なのは、同じ問題を解くことで「問題の本質」を完璧に理解することです!

よく同じ問題を繰り返し解いていると、「確かこの選択問題は②だったな」と正解の番号を覚えてしまうことで満足し、次の問題に進んでしまいます。

このケースでは、「問題の本質」を全く理解していません!

選択問題の場合は、それぞれの選択肢において、

「なぜ②が正解なのか」「①、③、④はどの部分が間違っているのか」

自分でスラスラと解説できるようになって初めて、問題の本質を理解できたと言えるでしょう。

そのためには、同じ問題のインプットとアウトプットを繰り返して記憶として定着することが不可欠です。

同じ問題のインプットとアウトプットを繰り返していると、「正解や不正解の根拠を説明できない」といったケースがなくなります。

赤本の問題と答えを丸暗記するだけでは意味がありません。

「問題の本質」を理解していれば、問題が微妙に変化したとしても、正しい答えが導き出せるようになります!

大学受験で赤本を何回も始める時期はいつまでに?

赤本をいつまでに始めるかといった悩みは受験生の誰もが通る道です。

オーソドックスな回答としては、高3の夏から。

しかし、私の回答は、「受験勉強を始めてすぐ」です!

「えぇぇ!? まだ受験勉強始めてすぐなのに過去問なんか解けるわけないよ!」

と思ってしまう人も多いでしょう。

最初は過去問は解かないでください!見るだけでいいです!

理由は簡単。まだ解けないからです。

ここで重要なのは、

  • 出題分野
  • 問題のレベル
  • 配点

を知ることです。

例えば英語なら、

「長文の配点が7割、文法の配点が3割」

難易度としては、

「長文の単語はある程度分かるが、問題数が多く時間が足りない。文法は幅広く出題される。会話文は出たことがない。」

といったように。

分析でがきたらあとはその課題をこなすだけ。

合格最低点を取るために今の自分は何が不足しているのかを把握して、参考書を使ってどんどん潰して行きます。

もちろん参考書を使うに当たり、赤本の傾向から必要ないと思う分野は飛ばしていきます。

そして参考書で必要な部分を繰り返して勉強して定着してきたら、赤本にチャレンジ!

「今度は英語の長文は読めるようになったが、まだ読むのが遅いから速読の練習をしよう」

そして課題をこなしてまた赤本に戻る。

その繰り返し!

受験勉強は入試本番の日まで時間が限られています。

そのためにはいち早く赤本を開き、志望校に合格するための必要なことにポイントを絞って勉強をしましょう!

大学受験で赤本は何年分(何回分)解けばいいの?

赤本を何年分解くかの目安は、

  • 第一志望は5年分以上
  • 併願校は3年分以上

です。

志望校の出題傾向を掴むためには最低でも3〜5年分以上解くとよいでしょう。年を追うごとに「どういう内容に変化しているか」も確認してください。

ただ、重要なのは「何年分解くこと」より、「何年分の赤本を知識として身につけること」です。

そのため、赤本を解いた問題量よりも、身についた知識の量が重要なので、似たような問題が出てきたときに、確実に解けることの方が非常に大切です。

まとめ

この記事では赤本の効果的な使い方について解説してきました。

大学受験は、ただ参考書をやみくもに勉強するのではなく、赤本を効果的に使って「志望校に合わせた勉強」をすることが大切です。

一刻も早く赤本に目を通し、「志望校合格」というゴールを明確にしましょう!

そして赤本を何度も繰り返し、ゴールに必要な力をつけていきましょう!

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