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【国公立大学】足切りなしの大学はどこ?地方国公立・東大・京大・医学部は?

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国公立大学を受験するときによく使う言葉で「足切り」というのがあります。

ですが、全ての国公立大学で足切りがあるわけではなく、また同じ大学でも年度によっては足切りがないこともあります。

今回は国公立大学の足切りや、足切りなしで受けられる大学について解説していきます。

足切りって何?国公立大学の足切りなしの意味とは?

国公立大学の入試は主に2回の試験を受けて合否を決定します。

1回目が1月中旬に行われる大学入試共通テスト(旧センター試験)、2回目が大学ごとに科目や問題が異なる個別試験(2次試験)です。

しかし、一部の大学や学部では共通テストの点数が一定の水準に達していない受験生に対して二次試験を受ける資格を与えずに不合格にする場合があります。

これが足切りと呼ばれる制度です。

では、なぜ足切りが行われるのかというと、主な理由は2つあります。

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1つ目は、試験会場の確保のためです。

入試はカンニングなどの不正行為を防ぐためにも受験生同士は一定の距離を空けて席に座らせるのが一般的です。

そのため、あまりに多くの受験生が来ると、席が足りなくなる恐れがあります。

よって、あらかじめ大学側がこれだけの受験生を収容できると決めておき、それ以上の志願者がいた場合に足切りを行います。

2つ目は、採点者の労力の緩和です。

国公立大学の場合、二次試験から合格発表までの期間は約10日前後です。

この10日ほどの間で採点者は何百人、何千人の答案を公平に採点しなければならず、多大な時間と労力がかかります。

そのため、あまりに莫大な数の受験生の答案を採点するとなると採点ミスが起こる可能性も高くなるので、足切りをして受験生の数を絞ります。

以上が足切り制度の意味と目的になります。

もちろん、これは志願者が大学側が設定してる受験生の数を上回った場合なので、必ずしも足切りが行われるとは限りません。

大学側が設定した受験生の数より志願者が少ないと足切りなしとなります。

【国公立大学】国立大で足切りなしの大学はどこ?

文部科学省の発表によりますと、2021年度の大学入試の募集があったのは国立大で82大学(400学部)です。

その中で実際に足切りが行われたのは17大学(26学部)です。

つまり、足切りが行われるのは1割以下で、ほとんどの大学(学部)では足切りは行われていません。

足切りが行われた大学を不合格者が多い順にいくつか挙げると

国立大学

・東京大学 482人

・愛媛大学 201人

・一橋大学 149人

・信州大学 94人

・千葉大学 83人

・旭川医科大学 78人

公立大学

・東京都立大学 445人

・福島県立医科大学 142人

・横浜市立大学 49人

などです。

一部の大学では足切りで不合格になる受験生が無視できないほどの数がいますが、ほとんどの大学で足切りがないことや、数十人ほどしか不合格にならないことを考えると、あまり気にしなくていいレベルだと思います。

【国公立大学の足切り】東大は足切りなしで受けられる?

日本で一番偏差値の高い東京大学。

志願者の数もかなり多いですが、東大は共通テストの結果が悪くても足切りなしで二次試験を受けることができるのでしょうか?

過去の東大の足切りの点数を調べてみました。(2021年は共通テスト、2020年以前はセンター試験。すべて900点満点)

2021年

文科一類 562

文科二類 足切りなし

文科三類 600

理科一類 699

理科二類 629

理科三類 534

2020年

文科一類 621

文科二類 612

文科三類 575

理科一類 681

理科二類 626

理科三類 611

2019年

文科一類 628

文科二類 728

文科三類 750

理科一類 698

理科二類 720

理科三類 630

2018年

文科一類 582

文科二類 703

文科三類 738

理科一類 715

理科二類 717

理科三類 630

2017年

文科一類 571

文科二類 623

文科三類 732

理科一類 660

理科二類 701

理科三類 695

過去5年のデータを見てみると、2021年の文科二類以外全てで足切りが行われているのが分かります。

足切りのボーダーラインは年度によってバラつきが大きいですが、2019年の文科三類は750点とかなり高い点数になっています。

そのため、東大は足切りなしで二次試験を受けられる可能性はかなり低く、足切りを突破することも容易でないことが分かります。

【国公立大学の足切り】京大は足切りなしで受けられる?

東大の足切り合格点は毎年公表されますが、京大は東大と違って足切りの点数が公表されません。

また、足切りの選抜方法も学部によって異なり、例えば理学部では共通テストで7割以上の点数を合格ラインに設定したりしています。

2021年の京大入試の結果では、足切りが行われなかった学部は

文学部

教育学部

法学部

薬学部

農学部

の5つあり、京大は東大に比べると足切りなしで二次試験を受けられる可能性が高いです。

しかし、共通テストでどんなに点数が悪くても二次試験を受けられるとは言え、京大受験生はハイレベルな人ばかり集まるので、共通テストで高得点を取れる実力がないと結局合格することは難しいでしょう。

【国公立大学の足切り】医学部は足切りなしで受けられる?

国公立大学の医学部も足切り制度があります。

ほとんどの大学が倍率によって足切りの基準を定めていますが、

名古屋市立大学

神戸大学

大阪市立大学

の3校は特定の得点を足切りのラインとして設定しています。

ちなみに医学部も全ての大学で実際に足切りが行われるわけではなく、倍率によっては足切りがない大学も少なくありません。

2020年の大学入試の結果によると、足切りのラインが高かった大学は

78% 大分大学

77% 熊本大学、金沢大学

75% 新潟大学、浜松医科大学、名古屋市立大学

74% 高知大学

73% 千葉大学

72% 神戸大学、大阪市立大学

などがあり、東大や京大などの難関大学が必ずしも高いわけではありません。

この結果から見ると共通テストで8割以上取れていたら足切りは突破できそうなことが分かります。

まとめ

大学受験の足切りは毎年必ず行われるものではなく、志願者が多いときに実施されます。

そのため足切りの合格ラインは毎年変わり、共通テストで何点以上取ったら足切り突破できるかということは受験が終わるまで分かりません。

ただし足切りの合格ラインはそれほど高いことは多くなく、二次試験も含めて合格できるだけの実力がある人なら問題なく突破できるでしょう。

そのため、足切り突破だけを目指すのではなく二次試験でも合格できるように頑張りましょう。

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