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古文は大学入試共通テストでは確実に出題されますが、古文が難しくてつらいと悩んでいる人は多いと思います。
「現代文と同じ日本語のはずなのに全然読めない！」と感じているのではないでしょうか。
しかし受験で古文を使う人にとっては、難しくてもなんとか攻略しないといけませんよね。
そこで今回は
・なぜ古文を全く読めないのか
・長文が読めても問題が解けない理由とは
・単語が覚えられない人への対策方法
・文法ができない人への対策方法
について詳しく解説していきたいと思います。
古文の勉強で行きづまっている人にはとても参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください！
古文が難しい・全く読めない人の原因とは？
古文の難易度に対する印象は人それぞれ異なると思いますが、中には「全く読めない！」と感じている人もいると思います。
実際に古文は文章の書き方が特有で、現代文の文章に比べれば読みにくいです。
「でも古文は日本語のうちの一つだよね？」と言われれば確かにそうかもしれません。
しかしながら、文章を読み進めていても知らぬ間に主語が変わっていたり、敬語の対象が分からず主語を間違えたりと、やはり現代文のようには古文をスラスラ読むことは難しいと言えます。
それでも古文は受験で得点しなければならないため、「全く読めない！」という状態からはなんとか抜け出し、少しずつ克服していく必要があります。
全く古文を読めない人の原因は挙げたらキリがありませんが、共通している原因はあります。
それは
・単語と文法の勉強がおろそかになっていること
あるいは
・単語と文法の勉強方法が間違っていること
の2つです。
つまり単語と文法が古文を克服するカギを握っているのです。
単語と文法の勉強方法に関する内容は後半の方で紹介するので、ぜひ参考にしてみてください！
問題が難しい！古文は読めるけど解けないのはなぜ？
「古文の文章は読めてるはずなんだけど、問題が解けないなあ」と感じている人は多いでしょう。
これから和訳問題と説明問題とに分けてそれぞれ解説していきますね。
まず和訳問題に関してです。
和訳問題は基本的に、古文をそのまま現代語に訳すだけなので、古文の文章が読めている人にとっては割と難しくはないと思います。
しかし「和訳問題が難しい！」という人は、そもそも単語や文法に関する知識・理解が足りていない場合が多いので、そういった原因があることをまず把握しましょう。
次に説明問題に関してです。
説明問題は和訳問題に比べて、古文の文章の理解だけでなく、現代文のように現代語で内容をまとめて答えることも重要になってきます。
ですので国語力全体が問われることになるのです。
しかし「現代文は得意だけど全然できない！」と思う人はいるのではないでしょうか。
結論を言えば、和訳問題と同様、古文の単語・文法を克服しなければいけないのです。
というのも、単語と文法の知識があれば、古文の文章全体の理解力も上がり、どういった話の流れなのか、どういった展開で文章が構成されているのかがより分かるようになるからです。
単語と文法の勉強に力を入れることで、古文に対する苦手意識が格段に解消され、さまざまな問題に対応しやすくなるというのが、一番のうまみです。
この後単語と文法の勉強方法を紹介していきます。
単語を覚えられない人や文法ができない人はぜひ見てみてください。
古文が難しい理由1！単語が覚えられない人におすすめの勉強法
まず古文克服に向けて最重要である単語の勉強方法を紹介します。
古文単語は時間をかけず、一つの単語帳を一気に読んでしまいましょう。
たいていの人はすぐに単語を忘れてしまうので、一気に覚えた後は週に50単語ずつを目安に見直していきましょう。
単語を覚えることだけに大量の時間を使おうとするのではなく、他の勉強の合間にこつこつ継続して見直していくことが理想的です。
何度も間違えてしまう単語は、単語帳にフセンを貼って、繰り返し確認できるようにするとより効率よく覚えることができます。
また古文単語の中には「かたじけなし」など複数の意味をもつ単語がありますよね。そういった単語はまず、最頻出の意味だけを優先して覚えましょう。
どの意味が最頻出かは単語帳に記されている場合が多いです。
次に、特に難関大を志望する人は、他の意味も覚えなければなりませんが、同じ意味・近い意味の単語はまとめて覚えることがおすすめです。
「めでたし」を例に挙げて説明してみます。
「めでたし」という単語には主に『立派だ』『すばらしい』という意味があります。
このとき、『立派だ』『すばらしい』を一気に２つとも覚えようとするのではなく、『立派だ』＝「はづかし」、『すばらしい』＝「おもしろし」というように、同じ意味・近い意味をもつ別の単語も一緒に覚える、といった方法です。
一見まとめて覚えることは負担が大きいように思えますが、むしろ思い出すきっかけを増やすことになり、効果的なのです。
古文が難しい理由2！文法ができない人におすすめの勉強法
古文単語の次に大事なのが文法です。
単語は最重要とはいえ、文法を身につけなければいつまでたっても「古文は難しい」といった感覚を取り払うことはできません。
まず文法ができない人は、もしかしたら基礎・基本がおろそかになっているかもしれません。
「いやちゃんと基礎・基本はできてる！」というような人も、いったんプライドを捨て、自分の定着度を客観視することは大切です。
具体的な対策としては、レベルの低い参考書で土台を作りましょう。
書き込み式の参考書を用意し、一通りやってみることが大事です。
また文法は意味の理解・暗記が最優先で、活用表の暗記は難しく時間がかかるので、読解を通して慣れていきましょう。
文法は単語に比べ、忘れる・忘れないだけの問題だけではなく、使える・使えないといった問題も重要です。
しかしこれを意識して勉強することが、古文克服の近道となるので、頑張って勉強しましょう。
まとめ
古文の苦手意識をなくすには、単語と文法の勉強が欠かせません。
コツコツ続けていくことが大切なので、大変かと思いますが頑張っていきましょう！
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