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『日本史は苦手』『難しくてなかなか覚えられない』などと思っている人は多いのではないでしょうか？
私も日本史は苦手でした。日本史はつまらないと感じていたため勉強をするのも嫌でした。
しかし、ある時からその苦手は克服しました。
克服できた理由は日本史を描いたドラマや映画を観るようになったからなんです！
教科書や資料集など、文字でみるよりも映像で映像で観ることで歴史の流れや人間関係などが理解しやすくなります。
歴史を理解するためには、1つ1つ丸暗記するより、全体の流れを理解したほうが理解が深まりやすく、効率も良いんです。
歴史上の人物名やイラストよりも、現代に実在している俳優のほうが、記憶に残りやすい気がしませんか？
しかし、注意しなければいけないこともあります。
ドラマや映画は少なからずフィクションが入っているため、細かい内容を知識として得るのには適していません。
あくまでも大まかな流れを理解するためと考えてください。
また、内容が難しい作品もあるため、観るのをやめてしまい、苦手なままになってしまう可能性もあります。
そこで、日本史の勉強におすすめしたい、面白いドラマ・映画を5つ紹介します。
「新解釈・日本史」【日本史の流れが分かる！面白い＆おすすめのドラマ・映画①】
ムロツヨシさんが主演を務める1話完結のコメディドラマです。
日本の歴史的瞬間を30分間に収めているため、気軽に見ることができます。
9話まであるこの「新解釈・日本史」は、織田信長や坂本龍馬、聖徳太子などの誰もが知る歴史的な人物を主人公としたストーリーですので、興味のある人物のストーリーから見るのもいいと思います。(第5話、第8話のみ1部と2部があります)
それぞれの人物像にとらわれず、思わずクスッと笑ってしまうような、ムロツヨシさんならではの個性豊かな演技が見どころとなっています。
そのため、内容は史実と少し異なっている部分もありますが、関係する人物やそれぞれの関係性を知ることができ、歴史に興味がわくような内容です。
個人的には、第5話 第1部の『ザビエルはどのようにキリスト教を広めたのか？』と第８話 第1部の『卑弥呼の真実の姿とは？』が面白くてお気に入りです。
「麒麟がくる」【日本史の流れが分かる！面白い＆おすすめのドラマ・映画②】
2020年1月～2021年2月に放送されていた大河ドラマで、とても人気のあるドラマでした。
室町時代末期、明智光秀はある戦いで、敵が持っていたことではじめて鉄砲を目にします。
当時20歳だった光秀は鉄砲を手に入れるため、美濃の戦国大名である斎藤道三に「鉄砲が欲しいので旅をさせてください」と頼み、堺に向かう場面から始まります。
光秀は戦における才能により出世し、織田信長の有力家臣にもなりましたが、信長を裏切り謀反を起こします。
そんな光秀の生涯を描いた作品です。
1年かけて放送されており全44話と長いですが、初回と最終回を除けば1話45分なので、空いた時間などに見やすいです。
光秀が生きていた時代にどんなことが起こったのか、光秀の周りでは何が起こっていたのかを流れとして理解できる作品なのでおすすめです。
「関ケ原」【日本史の流れが分かる！面白い＆おすすめのドラマ・映画③】
1600年に起こった戦国時代で最大の「関ケ原の戦い」が描かれた映画で、第41回 日本アカデミー賞も受賞した人気の作品です。
1人目の主人公である石田三成はとても堅実な性格で、豊臣秀吉の側近として活躍した人物です。
2人目の主人公である徳川家康は天下を取りたい一心でした。
秀吉の死後、家康がトップとなりましたが、家康のやり方が気に入らなかった三成から始まったのがこの戦いです。
三成率いる西軍と家康率いる東軍が起こした関ケ原の地で天下分け目の「関ケ原の戦い」を描き出し、迫力のある映画となっています。
誰も名前が知る「関ケ原の戦い」はどのような経緯で起こったのかという流れやそれぞれの人物の特徴が分かるので、戦国時代が好きな方には特におすすめしたい作品です。
「信長協奏曲」【日本史の流れが分かる！面白い＆おすすめのドラマ・映画④】
現代を生きる普通の高校生サブローが戦国時代にタイムスリップしてしまう映画です。
サブローは自分とそっくりな武将に出会うのですが、実はその武将はあの織田信長だったのです。
信長に、自分の代わりに信長として生きてくれと頼まれたサブローは戦国時代を生き抜くことになりました。
しかし、天下統一目前となったある日、サブローは歴史の教科書を読み、信長がもうすぐ死ぬ運命にあることを知ります。
一方では信長暗殺を狙う豊臣秀吉の存在があります。
サブローは信長の歴史を変え、天下統一ができるのかというストーリーが描かれた映画です。
少し難しそうに思いますが、コメディ要素もあるため、歴史の流れを楽しく頭に入れることができます。
また、主人公を演じているのが人気俳優・小栗旬さんで、ほかにも柴咲コウさんや向井理さんなどキャストが豪華なのも見どころです。
本物の信長が明智光秀になるため、史実とは異なりますが、信長の周りにいた人物や、その時代はどんな環境だったのかがわかります。
歴史に興味のない私でも面白いと感じ、あっという間に時間が経ったので、歴史に対する興味関係なくおすすめできる作品です。
「のぼうの城」【日本史の流れが分かる！面白い＆おすすめのドラマ・映画⑤】
豊臣秀吉の天下統一目前、唯一落ちなかった忍城(おしじょう)という城があります。
その城の城主である成田氏長(なりたうじなが)の従兄弟、成田長親(なりたながちか)が主人公の映画です。
長親は優れた運動能力も知識もないのにもかかわらず、その人柄から、領民からは人気があり”のぼう様”と呼ばれ、慕われていました。
2万人を指揮する秀吉方の石田三成は忍城を攻めようとしたのですが、長親が指揮する兵はわずか500人しかいないため、誰もが負けを確信していました。
そんな状況にもかかわらず「戦いまする」と言い、対抗します。
秀吉の天下統一の結末と、なぜそうなったのかを知ることのできる作品です。
予想できない結末が待ち構えているため、最後まで何が起こるかわからずドキドキするので面白いです。
まとめ
日本史は興味がないとなかなか頭に入ってこないため、まずは興味を持つことが必要です。
また、将来に必要ないだろうと思う人もいるかもしれませんが、意外と話のネタとして使えたり、賢いなと思ってもらえることもあるので無駄ではないです。
理解しようと意識しすぎず、ただのドラマ・映画としてみるだけで意外と頭には入っていたりするものです。
日本史は理解できると結構面白いですよ。
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