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こんにちは、塾講師・オンライン家庭教師のめじろです!
このブログで、受験生や保護者の方に役立つ情報を発信しつつ、個別指導なども行っています。
今回は、以下のような悩みを解決していきます!
- 現代社会のノートまとめってどうやるの?
- 分野ごとのまとめ方のポイントは?
- 市販だとどれがおすすめ?
地歴公民の中で、現代社会は、もっとも「流れで覚えにくい」「点と点で覚えるしかない」科目です。
日本史や世界史などの歴史科目に比べれば、覚えること・範囲はそれほど広くないはずなのに、なかなか覚えられないんですよね~
今回は、そんな悩み多き現代社会選択さんのために、
暗記しやすいオリジナルノートの作り方・まとめ方
を紹介します。
センターや二次・個別試験対策のヒントまでお話しするので、ぜひ、最後まで読んで参考にしてください♪
- 当サイト「green magazine」の筆者は、2社の大手個別指導塾にて大学受験生を指導。
- 自身は、E判定から独学で早稲田大学に合格しており、暗記方法・勉強法に精通しています!
現代社会のノートの作り方・まとめ方
現代社会のノートまとめをするときのコツは、大きく3つ。
現代社会ノートまとめのコツ①:ストーリー化する
覚えるコトを単に羅列するのではなく、
- なぜそれが起きたのか
- どういう影響があったのか
- この思想は、誰から影響を受けたのか
- その法律により、どんな問題が解消されたか
など、
事象 + 流れ
を書き、ストーリーで覚えることで、格段に知識として定着しやすくなります。
現代社会ノートまとめのコツ②:人や団体の役割が最重要
現代社会は、
「人が何をした結果、どうなったのか」
「どういう団体(政党など)が、どんな役割を担っているのか」
「税金とは、誰が何のために課すものなのか」
「どの国(これも団体)が、国際上どんな役割を求められているのか」
など、
人・団体の役割
を軸にして考えると、理解しやすいです。
ノートを書くときも、「役割」を意識します。
「誰が」「何を」「どうする」といった情報に、マークを付けて目に留まりやすくしたり、赤シートで覚えられるように書くのがおすすめです。
現代社会ノートまとめのコツ③:「赤シート」対応→繰り返し暗記【覚え方】
暗記科目は、赤シートを使うのが鉄則です。
覚えたいところ・重要なポイントは、エンピツではなく「赤かオレンジのペン」で書き、赤シートで隠れるようにしてください。
(オレンジの方が、なぜか隠れやすいです♪)
赤シートを使いつつ、概念や思想は、自分で「こういうもの」
人名・思想・著書は、すべてセットで言えるまで覚えます。
ノートを作っただけで終わりにするのは無駄になってしまうので、
後から・何回でも活用できるノート
にしてくださいね!
現代社会のノートの分野別書き方のヒント
それぞれの分野で、意識してノートまとめするといいよ!というポイントをお伝えしていきます。
現代社会ノートの書き方【民主政治】
▼民主政治で整理すべきポイント▼
- 絶対君主制から、市民革命、民主主義成立までの流れ
- 市民革命(ピューリタン革命、アメリカ独立革命、フランス革命)のそれぞれの意味
- ホッブズ・ロック・ルソー・モンテスキューの著書・主張したこと
教科書を見ながら、流れを「→」でつないだり、リストアップして整理しましょう!
ホッブズなどの思想家と、著書・主張がなかなか覚えられないときは、表を書いて、赤シートで答えを隠せるようにすると覚えやすいです。
現代社会ノートの書き方【地球環境問題】
▼地球環境問題で整理すべきポイント▼
- 酸性雨、オゾン層破壊、砂漠化などの名前、現象
- 国際的な取り組み・条約の名前、開催場所、決めたこと
- 先進国・発展途上国が、それぞれ取り組むべきこと
条約の名前は覚えにくいと思いますが、センター試験でもよく問われるので、赤シートで隠せるようにして、何度も繰り返し覚えられるノートを作りましょう!
現代社会ノートの書き方【経済】
▼経済で整理すべきポイント▼
- 資本主義・社会主義が、それぞれどのような変化をたどったか
- アダム・スミスやマルクスなどの人名、唱えた主義
- 世界恐慌や石油危機により、経済がどう変わったか
- 国富・GDP・GNPは何を表しているか
- 株式会社の責任は、どのようなことがあるか
とても覚えることが多い範囲です。
言い換えれば、経済をしっかり得点源にしておけば、点数がしっかり上がるので、時間をかけて理解してください。
恐慌・経済主義の移り変わりが覚えにくければ、年表にして赤シートで覚えていきましょう!
現代社会ノートの書き方【政治】
▼政治で整理すべきポイント▼
- 国会の役割・運営、衆議院の優越は、詳細に整理
- 内閣がやるべきこと・内閣と国会との間には、どのような取り決めがあるか
- 裁判所にはどのような役割があるのか
- 裁判のシステム(上告・酵素・抗告・特別上告)は、何がどう違うのか
- 地方自治体の役割・収入源はどうなっているのか
経済と同じく、覚える範囲が多いです。時間をかけましょう。
人数の何分の1、何年…など、数字でひっかけてくる問題が多いので、特に注意してノートを作るようにしましょう!
現代社会ノートの書き方【人権保障】
▼人権保障で整理すべきポイント▼
- 基本的人権(自由権的基本権から、社会権的基本権へ)の移り変わり
- 世界人権宣言と国際人権規約はどう違うのか
- バージニア権利章典以降の、人権保障の運動・条約の名前
人権については、感覚的に理解しやすいので、あまり難しい範囲ではないです。
ただ、団体・条約・規約がたくさん出てくるので、ノートを書くときは、
「団体・条約・規約の名前」
「どういうことを定めたのか」
「どういう活動をしているのか」
を赤シート対応させて、繰り返し復習するようにしてください。
時事ネタはノートを作らなくてもいい
時事ネタはノートをつくらなくてOKです。
せっかくノートを作っても、情勢が変わると使えなくなってしまうためです。
ノートは、基本的には「歴史・文化・法律など、今後あまり変化しないもの」について作っていきましょう。
なお、時事ネタを勉強したいときは、時事ネタを豊富に取り扱っている参考書があるので、それを読んで理解しましょう!
(
現代社会ノートを使ってセンター試験(共通テスト)で高得点を狙おう!
現代社会をセンター試験(共通テスト)で受ける人は、多いですよね。
むしろ、センターでしか使わないという人がほとんどかもしれません。
現代文のノートを活用すれば、センター試験で9割程度の高得点を狙うことも可能です。
- 過去問をまずやる。間違ったところは、ノートを作るとき付け加える
- センター過去問のすべての選択肢について、「なぜAが正解で、Bが不正解か」
をノートで確認する(判断に必要な知識を書いていなければ、書く) - 選択肢の理由を答えられなかった範囲は、理解が甘いということ → ノートで赤シートを使い、何度も復習する
「ノートで何回も復習すること」「センターの選択肢を◎か×か判断する材料を、ノートに書いておくこと」が重要です!
現代社会のノートは過去問で充実させる!(二次試験対策)
センター試験だけでなく、二次試験・私立の入試で現代社会を選択する人は、
- よく出る範囲はどのあたり?
- ほとんど出ない範囲はある?
- 記述問題はある?
- どのくらい細かいことを問われる?
を確認して、ノート作りに活かします。
例えば、志望校で出ない範囲は、わざわざノートを作る必要はないのでスキップ。
過去問に出た内容は、ノートにどんどん追加していきます。
過去問を正解するために必要な情報は、
現代社会の市販の書き込みノートのおすすめ
センター9割レベルを目指すのであれば、ぜひノートは自分で作ってほしいのですが、
- とにかく時間がない!
- センター7割くらい取れたらOK
という人は、市販の書き込みノートを活用しましょう!
おすすめは、文英堂(シグマベスト)の『現代社会の必修整理ノート』です。
- 流れがよく分かる
- 表や図で整理しやすい
- 2ページごとにセンター過去問で理解度チェックできる
ので、センター対策にも使えます!
(それこそ、センター7割とかならこの一冊で充分)
もちろん、空欄部分は赤シート対応させて、何度も暗記できるようにしてくださいね。
まとめ:現代社会のノートまとめは暗記に最適
現代社会は、流れやストーリー性が少ないので、覚えにくいと感じる人も多いですが、オリジナルノートを作ることで、理解が深まり、忘れにくくなります。
- 赤シートで何度も繰り返し覚える
- 過去問分析をノートにおとしこむ
など、今回紹介した方法を盛り込めば、現代社会を「得意科目」にしていくことも可能です。
これまでなかなか成果が出なかった人も、センター9割・志望校合格を勝ち取りましょう!
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