学びのコツ

勉強したくない人が今すぐ動ける方法【塾講師がこっそり伝授】

勉強したくない人が今すぐ動ける方法【塾講師がこっそり伝授】
「勉強したくない」

「勉強がなかなか続かない」

と悩むことって、ありますよね。

私が塾で教えていても、

「今日ほんとムリ~」
「こんなんやって何になるの?」

とかゴネて、なんとしてでも勉強を避けようとする子が、結構います。

塾に来てすらそれなので、家で勉強しようと思ってうまくいかない人がいるのは、ある意味仕方ないよなぁと思います。

でも、「勉強したくない」と言っている人の中には(たしかに「本当に勉強したくないし、他にやりたいことがある!」という場合もあるかもですが)、たいていは

  • 勉強したくないけど、自分が進んで勉強できるようになれたらなぁと思っていたり、
  • 勉強できた方がカッコいいし生きやすくなりそうだから、ほんとはやっておきたい

と思っている子が多いように思います。

つまり、「勉強したくない」って思っているけど、それは表面上の気持ちで、心の奥では「でも、勉強したいし、できるようになりたい」って気持ちと葛藤しているのだと感じます。

だから、「勉強したくない」って思っている状態って結構ツラいと思うんですよね。

げんに、こうやって検索して「勉強したくなる方法」を探しているわけですし。

勉強したくなる方法を、塾講師がこっそり伝授します

自分に対しても、お子さんに対しても使える方法を、今回はこっそり伝授しちゃおうと思います。

今すぐ(もしくは明日から)使えるテクや思考法ばかりなので、ぜひご参考に。

何のために勉強するのか、自分なりにいったん答えを出す

塾にやってくる生徒さんからの、「こんなのやって、なんの役に立つの?」という質問の、多いこと多いこと。

「ほんと、そう思いたくもなるよね」って、本音では思います。

私自身、数学がほんとうにできなくて、何度も「なんだよこの意味不明で偉そうなテキストは!生活に絶対役にたたないのに」とブチ切れてました。笑

ただ、世界には、勉強してスキルや教養を身に着けた人にだけ開かれるドアがたくさんあるんですよね。

「将来の選択肢」って言われることも多いです。

カッコいい職業につきたい!と思えば、それなりに求められる学歴が存在します。

例えば、石原さとみさんのドラマみたいに「校閲がしたい」なら、出版社に勤めるのがテッパンですが、それには最低でも大卒資格が必要です。

出版社だと、実質は大学差別もあるので、わりと偏差値高めの大学を出ておく必要があります。

(私は早稲田大学出身で、出版社を受けましたが普通に落ちてるので、「学歴があっても狭き門」ということですね。)

そういう話をすると、

「でも私アイドルになりたいから学歴は不要なんですけど」という人がいます。

あとは、最近だとYoutuberとかも、学歴不問なのは目に見えてます。

でも、です。

芸能人でも、第一線で活躍するなら頭がよくなくてはいけません。

セリフを短時間で覚えて表現したり、監督や演出家の意図をくみ取る思考力も必要です。

Youtuberになるなら、企画力・思考力・分析力が、かなり高いレベルで必要になります。

もちろん、「一発当ててやろう」って感じで運に頼るのもいいですが、着実に勉強でアタマを育てていったほうが、人生ははるかにラクになるはず。

いっときの「勉強したくない」という気持ちだけで、将来の選択肢がこれほどまでに狭まる、ということを、まずは分かっておいたほうが良いですね。

そこを理解するために、やってほしいのが、何のために勉強するのか、いったん自分で答えを出しておくことです。

正解はありません。間違いも、ありません。

将来のため、と大人は言いますが、本当にそれが心に響く子どもはいません。

じゃあ、自分なりに決めてもらいましょう。

カッコいい大人になるためとか、モテるエリートになりたいとか、そんなのでOK。

自分で書いて、見えるところに貼っておくと、なお良し。

「石原さとみになりたい!」とかでいいんです。笑 ほんとに。

まずは、自分で「勉強する理由」をいったん決めてみてください。

勉強しやすい文房具に替える

「勉強=ダサくてつまらない」

と思っている子が多いので、そこもイメージを変えてみるといいです。

よくある、A罫・B罫の横線ノートだと、書き始めのポイントなど「タテの線」を合わせるのが難しいので、不格好なノートになりがち。

「あー、ノートダサいなーやる気でないなー」って思ってしまう子は、ぜひ方眼ノートを使ってください。

タテヨコが揃うので、カッコいいノートになります。モチベーションも上がりやすいです。

あとは、秘密道具として

  • 青いペン
  • 黄色い筆箱

を用意するとなお良し。

青いペンを使うと集中力・向上心が保たれることが、研究で言われています。私も一時期使ってみましたが、かなりいいですよ。

黄色い筆箱に関しては、黄色いものにテンションを上げてやる気にさせる効果があるから。

占いとかじゃなく、科学的な研究結果なので、試してみてください。

友達ではなく自分に意識を向ける

「友だちと遊びたいから、勉強したくない」

これも、よくある言いワケです。

友だちが勉強しない子だと、モチベーションも自然と下がってしまいますよね。

「その友達と付き合うな」ということではなく、「自分が友達のことにばかり、考えを向けていないか?」を確認してみましょう。

  • あの子に遊ぼうって言われちゃったし断れないから
  • あの子も勉強してないって言ってたし、まあいいか

とか。

それって、友達の考え=自分の考えになってしまってるってこと。

あんまりよくないと思いませんか?

試しに、

自分は、どうしたいんだろう?」
「友達のことは大好きだけど、もし自分一人だとしたら何をやるだろう?」

と自問自答してみてください。

「この子は大好きだけど、遊ぶ時間さえ勉強にあてられたら…」という気持ちが出てきたら、

「やりたいことがあるから、遊ぶのは今度で!」と友達に言ってみてください。

もしかしたら、友だちも同じ気持ちかもしれません。

友だちも、「ああ、よかった、断られて。これで勉強できる」って思っているかもしれません。

本当の友だちなら、遊びを断っただけで嫌われることはないので、安心してください。

あとさき考えなくてOK。ページを開いたところをやってみる

「勉強したくない」と思う子の中には、

  • どこから手を付けたらいいか分からないから、やりたくない
  • どういう順番でやるのがいいか分からないから、やりたくない

という子が一定数存在する気がしています。

私も、実は大学受験の際、「やることが多すぎて何もしたくなくなる」状態に悩まされていました。

でも、ある時

何からやったらいいか分からないときは、何でもいいからやるべきときだ

という言葉を知って。

たしか有名な方の名言(誰のコトバだったか思い出したらシェアしますね)で、そのときの自分に強く刺さりました。

それ以降、「ああ、何からやったらいいんだよ!」と思う時は、とりあえずページを開いたところからやるようにしました。

何からやったらいいかわからないとき、「勉強計画を立てろ」と言う人もいます。

たしかに、間違いないやり方だとは思うけれど、私には無理。(面倒で。笑)

でも、「とりあえずどこでもいいから始める」のは、誰だってできます。

そうすれば、不思議と次にやるべきことが見えてきます。

「ここの理解がダメだからこっちをちょっとやっとくか」とか、そんな感じ。

勉強ができるようなるのに、順番は関係ありません。

結果的に分かればいいので。

テスト前などは、特に順番にこだわって勉強したくなる人が多いと思いますが、「テスト範囲ならどこからやってもOK」というルールにすると、勉強しやすくなりますよ。

人は、やりはじめてから、やる気が出る(専門用語で、「作業興奮」ともいう)ので、まず始める、というコト自体がおすすめです。

「作業興奮」状態は、好きな音楽を聴いても再現できるので、爆音で聴きながらテキストを開いて、勉強に集中したくなったタイミングで音楽を消す、というのも賢いやり方ですね。

勉強が分からな過ぎてやりたくない人がやるべきこと

テキストの内容が難しすぎると、勉強したくなくなります。

難しい問題に、果敢に立ち向かっていける人って、かなりの勉強好きですよね。笑

そうはなれない人が大多数だと思うので、

  • 内容が難しいなら、カンタンなテキストに替える
  • 〇が8割付くようなレベルでOK

を意識して、思い切ってテキストを買ってください。

不登校から難関大に合格した人の体験談で、「小学校の算数から勉強した」という人がいました。

決して、みんなと同じレベルから始める必要はありません。

(自分にとって)難しいテキストで「自分はダメだ…」と自己否定すると、もっと勉強したくなくなります。

それより、カンタンなテキストでも成功体験をより多く積んだ方が、積極的に勉強できて、その結果、多くを学べます

プライドだけでねばってもあまり意味はないので、ぜひテキストは見直してみてください。

まとめ

「なんで勉強したくないんだろう?」と原因を探るより、まず改善して、やってみる。

これが、何より大事です。

「勉強したくない」と思うのは自然なことだけど、「勉強しよっかな」と思えたら、人生はもっともっとラクに楽しくなります。

今回は、本質的かつ、もっとも大事なことをお伝えしました。

一つでも、できそうなことがあれば、いつかではなく「今すぐ」「明日から」やってみてください。