学びのコツ

歴史を早くモノにする勉強法|最重要は「流れ」よりも「暗記」です

歴史を早くモノにする勉強法|最重要は「流れ」よりも「暗記」です

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こんにちは!元塾講師であり、今はフリーでオンライン家庭教師をしているめじろです♪

歴史の勉強って、覚える箇所が多くて本当に大変ですよね。

  • 歴史の効率のイイ勉強法が知りたい!
  • 歴史って好きにならないとダメ?
  • 定期テスト・受験対策はどうしたらいい?
  • ノートは自作すべき?

などの疑問、たくさんあると思いますので、今回詳しく・丁寧に解説していきます。

この記事を読むことで、

  • 歴史の効果的な勉強法
  • 早く・確実に覚えるコツ
  • ノートの使い方
  • 入試対策の注意点

など、歴史の勉強法を網羅的に理解できます。

この記事の信頼性
  1. この記事の筆者は、元塾講師で、現役のオンライン家庭教師です。
  2. これまで小中高全ての生徒を指導し、短期間での成績アップが得意なプロ講師です。
  3. 歴史科目を独学して、早稲田大学に合格しました!

歴史の「成果の出る」勉強法をお伝えしていくので、

自分のやり方が間違っていないかどうか

だけでも、確認していってくださいね~!

歴史の勉強法|漫画は取っつきやすいが暗記には△

歴史の漫画って面白いですよね~!

「歴史を覚えられないから、漫画をまず読んでみよう」
「好きになるために、漫画から入ろう」

という人がいます。

ただ、残念ながら、漫画を読んでもすぐに成果につながることはありません。

なぜなら、

  • すべての時代・シーンを漫画で勉強できるわけではなく、どうしても内容が偏ってしまう
  • 一回楽しく読んだだけで、読み返さない

から。

戦国時代を描いた漫画などは面白いですが、農民の暮らしを描いたような、地味な漫画はないですよね。

だから、漫画ばかり読んでも、理解できる内容がかなり偏ってしまいます。

また、読んだだけで満足してしまい、繰り返し読まないのも難点。

スラムダンクなら繰り返し読むかもですが、歴史の漫画って何度も読まないですよね。

この後でも説明しますが、繰り返し見て覚えていかないと、歴史の点数は上がりません。

漫画を使うなら

サブとして、特定の時代を理解しやすくするのに使う程度

にしておき、すぐに点数を上げたい人が使うものではないことを、覚えておきましょう。

歴史の勉強法|「面白い」と思う必要はない

「歴史を好きにならなきゃいけない」
「面白いを思えるかどうかが大事」

と、「歴史=面白い」の呪縛にとらわれている人がいます。

たしかに、歴史を面白いと感じることができれば、自分から進んで色々調べたり、関連付けたりできそうですよね。

ただ、歴史を好きであることと、点数が取れることは、別モノです。

みなさんが歴史を勉強するのは、「歴史を好きになるため」ではなく、「歴史の点数を取って、志望校なりテストなり、目標を達成するため」ですよね。

歴史の点数を取るためには、

好きかどうかはさておき、効率の良い歴史の勉強法をするだけ

でOKなんです。当たり前ですけどね。

そもそも、歴史を好きにならなきゃいけないとか、興味を持たなきゃいけないわけではありません。

「そんなに好きじゃないな」と思っても、淡々と勉強していきましょう。

点数が少しでも取れるようになってくると、自分なりの「面白さ」も見えてきますよ!

歴史の勉強法|年表ばかり見ないで問題を解きまくろう

年表をずーっと眺めて、覚えようとしてはいけません。

これ、結構やっちゃってる人いますが、かなり効率悪いのでやめましょう!

年表は、

  • 時代の流れを整理する
  • ヨコの繋がりを整理する

という目的に使います。つまり、覚えるために使うのではありません。

年表は、時代ごとに何がおきたかを順を追って書いてくれていますよね。

「あれ、この出来事とこの出来事は、どっちが先だったかな?」と、確認するときに、見るものです。

また、高校の世界史とかだと、「○○戦争が起きているときに、△国では何が起きていたか?」などの、ヨコの繋がりを確認したいときにも使います。

年表は、

覚えるためではなく、知識の整理のため

に使ってください。

歴史の勉強法|勉強時間の3割でノート作り

歴史のノートって、すごく頑張って書いたり作ったりすると、すっごく勉強した気になります。

でも、さきほども少し書きましたが、歴史は

繰り返しチェックして覚える

ことが最重要です。

一度ノートに書いただけでは、またすぐに忘れてしまいます。

ノート作りに全ての時間を費やすのではなく、歴史の勉強時間のうち、3割程度で終わらせるイメージでやりましょう。

例えば、月に歴史を30時間勉強するとすれば、ノート作りに充てる時間は30×0.3=9時間でOKということです。

残りの時間は何に充てるのかというと、「覚える作業」に充てます。

ノート作りについては、私が世界史最難関クラスといわれる早稲田大学社会科学部に受かったやり方を「世界史のノートのまとめ方」で解説してます。

時間がない人は、市販の書き込みノートを使うという手もあり、そのあたりも解説しているので気になる方はどうぞ。

世界史Bの自作まとめノート意味ないは嘘です【作り方と勉強法】
世界史のノートのまとめ方|早稲田大学に1年足らずで合格した方法世界史のノートのまとめ方が知りたいですか?本記事では、世界史のノート作りは無駄なのか、効果的なまとめ方・勉強法・色分けなど、筆者が実際に合格を勝ち取ったノート術を公開!世界史の勉強で悩んでいる人は、ぜひ記事をご覧ください。...

歴史の勉強法|中学・高校の定期テスト対策

中高の定期テストは、先生によって違いがあるとはいえ、結局は

教科書の内容を理解し、かつ覚えているか

を問うものです。

市販の問題集をやり込む必要はありません。

まずは教科書の内容を完全に把握することだけを考えてほしいので、問題をやりたい場合は、教科書に準拠した一問一答やワークを選んでください。

また、定期テストでは授業ノートを読み返すことも大事です。

担当の先生が大切だと思っていること(=テストに出やすいところ)は、かならず丁寧に教えてくれていて、ノートにも残っているはずです。

(そのため、授業ノートもサボらずしっかり取ることが大事です。)

もし、先生の板書が「なぜそうなるのか分からない」ときや、つながりが分からず混乱してしまうときは、遠慮なく先生に聞いて解決してください。

歴史の勉強法|中学生(高校受験)は教科書暗記が一番大事

高校受験を控えている中学生も、定期テスト対策の延長で、

教科書の内容をしっかり暗記する

ことに注力してください。

それだけで、ほとんどの公立高校は射程圏内に入るはずです。

ただ、学校の先生の授業が分かりづらいせいで、教科書を理解するのも難しいということもあります。

運が悪かったとしか言いようがありません。

そういうときは、スタディサプリの中学講座など安いもので充分なので、分かりやすい映像授業をプラスして、きちんとした知識を積み上げていけるようにしてください。

歴史の勉強法|高校生【大学受験を攻略】

大学受験で歴史を使う人は、学校の教科書だけでは不十分な可能性が高いです。

大学のレベルによりますが、センター試験(共通テスト)、関関同立までであれば、受験直前まで教科書メインで進めてOK。(※受験直前は、直前対策が要ります。)

GMARCH、早慶レベルであれば、高3の夏までには教科書を覚えきった状態で、プラスアルファの勉強や、知識の整理をしていく必要があります。

通塾している人は、高3の10月・11月頃には志望校対策の講座を取ってください。

独学や塾なし・入試対策が不十分な塾に通っている人は、学研プライムゼミなどで入試対策講座だけでも受講するのが安心です。

どうしても独学でやる必要がある人は、志望校の過去問を解きまくって、「どの範囲がよく出題されているか」を入念にチェックしましょう!

過去問で出ている→そこを勉強

というサイクルを、できるだけ多く回すようにしてください。

私は世界史を独学で早稲田大学に合格しましたが、入試直前だけは、予備校の入試対策講座を受けていました。すべて無料&独学で済ませてしまってもいいのですが、大学受験にはリスクも大きいので、安心を買うのもアリ。

【中高共通】歴史は「考える勉強」より「考えなくても言えるようにする勉強」が大事

歴史は、暗記科目です。

「流れを覚えればいい」「まずは流れを完ぺきに」

という人もいますが、流れを知ったところで、語句を暗記していなければ、何もやっていないのと同じです。

反対に、流れが曖昧なところがあっても、語句をしっかり覚えていれば、点数を稼ぐことができます。

教科書見開き4~6ページくらいの流れをある程度理解したら、その都度、出てきた語句を暗記していきましょう。

暗記のやり方としては、

  • 暗記用のノートを作って、赤シート暗記
  • 市販のノートの答えを赤シート暗記
  • 一問一答で繰り返し暗記

などが有効です。好きなやり方を選んで、とにかく回数多く続けてください。

人間の記憶は、「思い出す」という作業を何度も繰り返すことで、定着します。

「う~ん」と唸って考えるのではなく、「分からなかったらすぐ答えを見て、思い出す」を大事にしてください。

歴史の教科書を使った勉強法

まずは教科書の内容を完全に覚えたい!

という人におすすめなのが、歴史の教科書の太字部分や、授業で先生が「重要」と言った語句を、直接みどりペンで塗りつぶす方法。

私は教科書が読みづらくなると思ったのでやりませんでしたが、好きな人はハマると思います!

緑ペンで塗ることで、赤シートで暗記できるようになるので、歴史暗記のポイントである

「繰り返し・何度もチェック」

がやりやすいです。

一度塗りでは、文字が赤シート越しに見えてしまうことがあるので、完全に隠すなら何度か重ねましょう。

教科書を汚したくない人には、こんな付箋もあるみたいです。すごい。

歴史の勉強法|覚えにくい箇所はドラゴン桜流「メモリーツリー」で攻略!

ドラゴン桜を見た・読んだことある方は、「メモリーツリー」というのを聞いたことがありますよね。

ものごとを記憶しやすくするために、関連付けて覚えていく手法で、ツリー(木)の枝のように、物事を連結させていきます。

別に、「木」をかかなくてもよくて、

こういったのも、立派なメモリーツリーです。

要は、

自分なりに関連づけて、それを線で結んで書く

ということ。

ちなみに、先生や友達が作ったメモリーツリーより、自分で書く方が記憶には定着しやすいですよ!

また、ツリー単体で書くのもいいですが、下のように、ノートに小規模なメモリーツリーを多用するのが一番おすすめ。

(※私が早稲田に受かったノートです)

矢印や線でつなぐ作業は、最初は難しかったり、めんどくさく感じるかもしれませんが、覚えやすさは格段にアップします♪

「あまりたくさんやりたくないな~」

という人は、自分が覚えにくい・苦手と感じる範囲だけでも、メモリーツリーを作ってみてください。

歴史の記述問題が苦手な人は「なぜそうなったのか」が理解できていない

記述問題になると、とたんに点数がとれなくなる人は、

なぜそうなったのか?
物事にどういう繋がりがあるのか?

を理解できていないことがほとんどです。

さきほど「流れではなく語句を覚えるのが優先!」と書きましたが、記述でしっかり点数を取るためには、それなりに「流れ」を理解する必要があります。

記述問題は、「流れの理解」だけでなく、「自分で説明できる」ようにならなければいけません。

そのためには、

  1. 自分で物事を結び付けながら語句を暗記していく
  2. 流れが本当に理解できているか、自分で書く・言うなどして説明してみる
  3. 流れが分からないところは先生にどんどん質問する

というステップが重要。

「①の自分で結び付けながら暗記」は、さきほどのメモリーツリーを使うと効率よく勉強できますが、

  • ②説明してみる
  • ③先生に質問

の2つは、できている人がとても少ないように思います。

学校に、③質問ができる先生が身近にいないのであれば、映像授業で分かりやすいプロの解説を聞くのもアリ。

昔と違って、映像授業も手軽に利用できるようになったので、上手に利用して、歴史を得意科目にしてほしいと思います。

格安で大学受験世界史をマスターしたい方へ

  • 世界史の勉強法がわからない
  • ノートの作り方や暗記方法が分からない
  • 大学受験の世界史が不安すぎる
  • もっと自分で受験対策できるようになりたい

という悩みをお持ちの方のために、現役のプロオンライン家庭教師である私が、『基礎から難関大に合格するための世界史の勉強法』を作成しました。

塾や学校で教えてもらえないにも関わらず、この勉強法を知らないと失敗するリスクが何倍にもなります。

しかし、多くの人に知って欲しいため、自分でもビックリするほど低価格で提供しています。

教材に書いてあることを実践&継続すれば1、2か月の短期間であっても以下のような成果を上げることも可能です。

  • 模試の点数が+30点以上伸びる
  • 偏差値が+10~15伸びる
  • 志望校判定が2段階アップ

なお、購入は「得意を売り買い」で有名なココナラからとなり、セキュリティ面なども安心です。

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